フィジーの誕生日祝いは家族愛に溢れてる♪

メラさんからのお便り(フィジーオンライン英会話レッスン講師)

メラさんはご家族とフィジー、ヴィチレヴ島のナンディという町にお住まいです。旦那さんは警察官で、5人いるお子さんの一人は医学を志す医学生です。その医学生のお嬢さんが、姪っ子さんのために作成したケーキが写真に写っています。

フィジアンの作るケーキ

フィジアンが創るケーキは、色が特徴的だなといつも気になっていました。フィジーの方々が着る『ブラTシャツ』とも色使いに共通点があるように思います。『ブラTシャツ』にも原色系の色使いが多く、フィジアンたちはとても上手に着こなします。南の島らしいナチュラルさとゴージャスさが見事だなといつも何度見をしてしまいます。そして、このフィジアンがつくるケーキがまた美味しいんだと、フィジー在住の日本人の皆さんはこぞって言います。(ケーキだけでなく、フィーのご飯は本当に美味しい!)

タパ

フィジーではお祝い事に『タパ』が登場します。(フィジーでは『タパ』は”マシ”と呼ばれます。)ディズニー映画『モアナ』でも、そのタパ柄がひときわ目立っていたので、見覚えがあると感じる方も多いのではないでしょうか。『タパ』は南太平洋諸島の島々に自生する樹の皮をはぎ取り、こん棒でなめして作り上げる布です。なめして作る布は、暑い、もしくは温かい気候帯では、豊かな原生林が広がるため『タパ』のように植物から。寒い、もしくは涼しい気候帯では、遊牧民たちが『フェルト』のように動物の毛から作ることが多かったようです。織物が始まる以前は、このように紡がずに、なめす、または圧縮するなどの製法で手間暇かけて布が創られてきました。日本の和紙もそうですね。

『タパ』が用いられる様子を見ていると(作成に手間暇がかかり、その工程一つ一つに愛が込められている事はもちろんですが)、自然の恵みを感じずにはいられません。

1歳を迎えたメラさんの甥っ子さん!お誕生日おめでとうございます♪

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